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往々天候悪化の前兆となる。
○月が赤いと天気変る
低気圧が近づき、空気中の水蒸気が多くなるため月の色が赤く見えるのであるから天気は下り坂である。
○夜の稲妻は雨招く
夜明る雷は長雨
夜間の雷は、夏の午後日射によって起る熱雷と違って、前線(界雷)や低気圧(渦雷)によって起るので、それらが通過するまで止まない。
○鐘の音がよく聞えるときは雨の前兆
曇りの日など、地上付近と上空との温度差が小さいときには、音は上空に逃げて行かずに遠くまで届く。
◎動物に関するもの他
○雨ガエルが鳴くと雨
○蚊はしらが立つと雨
○羽アリが多く出れば雨が近い
○ツバメが低く飛ぶと雨が近い
○雨のときトビが飛ぶのは晴の兆
○アリの道渡りは雨の降る前ぶれ
○水面に魚の飛上るは雨の兆
○朝クモの巣に水滴かかっているのは晴クモが巣を張れば雨が降らない
○朝雨は女の腕まくり
○櫛が通りにくい日は天気がくずれ
資料1有明海海難防止対策推進連絡会「天気のことわざ」より

 

 

 

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